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【大学受験】独学・通信・予備校のメリットとデメリットは?【全て経験した京大生が解説】

みんなの質問箱
この記事は約10分で読めます。

独学で大丈夫かなぁ…?
塾は行ったほうが良いの?

Z会とかも聞いたことがあるけど、

メリット・デメリットは何かな?

今回はこういった疑問を解消していきます。

この記事を書いた人は?

・1年間の浪人を経験
京大理学部 に合格

<受験勉強の流れ>
~高2夏   :独学のみ
高2秋~高3 :通信教材「Z会
浪人時代   :駿台予備校

  • 「独学」のメリット
    • 場所や時間に縛られない
    • 復習の時間を確保しやすい
    • 無駄なく勉強が進められる
    • 費用が安く済む
    • 自己コントロール能力が身につく
  • 「独学」のデメリット
    • モチベーションになるものが少ない
    • あいまいな理解を放置しがち
  • 「Z会」のメリット
    • 場所や時間に縛られない
    • 間違いを的確に指摘してくれる
    • 自己採点しづらい問題もカバーできる
    • 塾/予備校よりも安い
  • 「Z会」のデメリット
    • 疑問解消に数日かかる
    • あくまで「問題解説」がメイン
    • 難しめの問題が多い
  • 「塾/予備校」のメリット
    • 授業がとにかく良質
    • 学校では教えてくれないことも話してくれる
    • 自習室を利用できる
    • 勉強のペースメーカーになる
  • 「塾/予備校」のデメリット
    • 勉強できた”つもり”になりがち
    • 予習が大変
    • 費用が高い

「独学」のメリット

場所や時間に縛られない

独学の最大の強みは、場所や時間に縛られないことです。

自分の予定や体調に合わせたスケジュールで
勉強を進めることができるので、
常に集中して勉強に取り組めます。

塾通いだと、

疲れて勉強どころじゃないけど塾がある…。

という場合が出てきますよね。

そうなると、質の低い勉強になってしまいます。

でも、独学なら

今日は疲れているから、
回復してから勉強に取り組もう!

などと、自分の状態に合わせて勉強できますよね。

復習の時間を確保しやすい

勉強において「復習」は命です。

たくさんインプットしても
復習しなければ全く身につきませんよね。

受験生の命である「復習」の時間を
もっとも確保できるのが「独学」です。

というのも、自分のペースで勉強を進められて

やる事が多すぎて
復習するヒマがない…!

ということも防げるからです。

注意点

復習をすぐにやってしまう方がいるのですが、
それはもったいないです。

復習は約3週間後が最も効果的というデータがあります。

Cepedaらの研究によると、
学習してからおよそ20日後に復習すると
正答率が高くなったとのことです。

しかし、復習に関する研究はたくさんあるので、
どれが正解かは人それぞれです。

自分に合った復習サイクルを見つけたい人はこの記事が参考になります。

無駄なく勉強が進められる

先ほどから説明しているように、
自分で自由に勉強できるのが「独学」の強みです。

なので、わかりきっていることを
何度も繰り返すことも回避できます。

それで浮いた分の時間を、
苦手なところに回せますよね。

そういう意味でも、独学は効率的だと言えます。

費用が安く済む

独学なら、最安値で大学受験を乗り越えられます。

なぜなら、
「問題集」
「参考書」
だけで済ませることができるからです。

注意

「不安だから」
といって買いすぎは絶対NGです。

買いすぎるくらいなら、
通信教材なり塾行くなりした方がマシです。

買いすぎてしまえば
「独学が最安値」
とは言い切れなくなります。

さらに、あちこちに手を出しすぎると
十分な復習ができなくなり、
せっかくのメリットを台無しにすることになります。

参考書・問題集の買いすぎには要注意です。

自己コントロール能力が身につく

「独学」というくらいですから、
「独り」の力が身につきます。

一昔前とは違って、
現代は「個人が活躍する時代」となりました。

良い会社に入って生涯安泰という時代は終わりです。
「コロナのせいで、会社からクビにされたら?」
と考えると、
雇われるだけで生きていくのはむしろ不安定とも言えます。

SNSを利用すれば
個人でもビジネスを始めることもできる時代です。

最近では、副業をする人も増えてきているようですね。

こういった世の中で生きていくためには、
自分で自分を管理していく力が大切です。

学生のうちから自己コントロール能力を
身につけておけば、将来活躍できること間違いなしです。

「独学」のデメリット

モチベーションになるものが少ない

独学のツラい点は、
やる気を起こしづらいことです。

他人から強制されることが少ない反面、
自分から勉強できる人でないと、
計画が思うように進みません。

なので、勉強のモチベーションづくり
をしておく必要があります。

たとえば

・友人と「今日は○○をやる!」などと宣言しあう
・図書館など、人がいる環境で勉強する

などです。

このように、工夫して
勉強に取り組む必要があります。

あいまいな理解を放置しがち

1人で勉強しているとどうしても
「なんとなく」の理解で終わってしまいがちです。

きちんとした説明を受けてはじめて
「あっ、自分は深くまで理解できていなかったんだな」
と分かる場合が多いです。

「なんとなく」の理解で終わらせない、
積極的な学習姿勢が求められます。

「Z会」のメリット

時間や場所に縛られない

Z会や進研ゼミなどの通信教材は、
いつでもどこでも取り組むことができます

これは「独学」のところでも言ったことです。

Z会の添削問題には「提出目標日」というのが定められています。
これはあくまで「目安」なので厳守する必要はありません。

なので、あまりにも忙しいときは
遅れて提出することも可能です。

一方、この「提出目標日」を基準に
計画を立てるのも一つの手
です。

Z会の学習を軸にして
普段の勉強を進めていけば、
スムーズに学習できると思います。

自分の間違いを的確に指摘してくれる

添削問題の1番の強みです。

間違えた原因を、添削者の目で判断してくれます。

例えば独学だけの場合、
「どうすれば正解できたのか」
「どう直せばいいのか」
がわかりにくいことがよくあります。

しかし添削があるおかげで、
モヤモヤしていたところを見事に突いてくれます。

このように、添削を受けることで
勉強を効率よく進めることができます。

自己採点しづらい問題もカバーできる

国語や英語,生物,日本史/世界史の記述など…

これらの科目は、

これであっているのかな…?

と思いながら自己採点する人が多いと思います。

そういう時に役立つのが「添削」です。

人から

この文、全然意味わかんないんだけど…。

とよく言われてしまう人は
特に「添削」は受けておくべきです。

注意

しかし!
完全に添削頼りにしていいかというと、
そうではありません。
添削結果を見る前に、自分でも採点してみるべきです。
模範解答を自分で分析できる力も、実は大事です。

塾/予備校よりも安い

どれくらい安く済むかは
コースによって違うのですが、
だいたい塾/予備校費用の3分の1で済みます。

詳しく知りたい方は、
下のボタンから資料請求してみてください。

 無料でz会の資料をゲット 

無料でゲットできるので、
詳しい情報をちゃんと手に入れておいた方がいいです。

「Z会」のデメリット

疑問解消に数日かかる

Z会では
「教えて!Z会」
という質問機能があるので、
添削問題についての質問が可能です。

しかし、回答がかかってくるまでに
2~4日くらいかかります

すぐに解決できない、
というのはもどかしいですが
毎回丁寧な回答をしてくれました。

どうしてもすぐに解決したいなら、
学校の友達や先生に聞くのがいいと思います。

あくまで「問題解説」がメイン

Z会は「記述問題の対策」に特化しています。

一応学習内容の整理みたいなチャプターがありますが、
あくまで確認だけ、といった感じです。

添削問題の解答解説も、わざわざ
「基本に戻って…」
ということはあまりありませんでした。

そのかわりZ会は、
添削問題の解説は余すことなくやってくれています。

一言でいうと
「わかりやすさより正確さ」
を重視しているのだと思います。

難しめの問題が多い

Z会は難しいらしい…。

この噂はおおよそのところ当たっていると思います。

特に、直前期の添削問題はかなり苦労しました。

なので、必要最低限の力がないと
・途中で挫折する
・無駄に時間を浪費する
といったことになります。

「進研ゼミ」という道

進研ゼミは、Z会とは違って
学校での勉強をサポートする役割を果たします。

「必要最低限の力が身についていない」
という人は進研ゼミも選択肢に入れると良いです。

 進研ゼミを見てみる 

「塾/予備校」のメリット

授業がとにかく良質

プロの講師が授業を担当するので、
内容・わかりやすさともに充実しています。

特に、苦手科目の解消にはとても役に立ちます。

苦手なものは、
わかりやすい講師に教わってから
問題演習に取り組んだ方がずっと効率的です

基礎は理解していても、
使い方をマスターできていないと
「まったく解けない」
「計算がややこしい」
「頭の中がごちゃつく」
といったことになります。

しかし、講師の解き方をしっかりマスターすれば
苦手意識も徐々になくなっていきます。

学校では教えてくれないことを話してくれる

学校の授業では、時間の制約上
教えられないこともたくさんあります。

しかし、予備校では

・大学範囲につながる話
・好奇心をかき立てるような話
・日常生活につながる話

などをしてくれます。

こういう話を聞けると、
勉強のモチベーションにもなります。

予備校講師は「話し方のプロ」でもあるので、
授業を受けていて楽しいです。

自習室を利用できる

塾/予備校の自習室を利用するメリットは次の2つです。

・集中しやすい環境
・いつでも講師に質問できる

集中しやすい環境

予備校には、勉強するために皆来ています。
なので、みんな静かに自習しています。

塾によっては、
定期的に職員などが見回りに
来ることもあるそうなので安心です。

いつでも講師に質問できる

予備校の自習室は、
自宅・図書館などと違って、
すぐに質問に行ける環境にあります。

「疑問をすぐに解消したい…!」
という人にはピッタリですよね。

勉強のペースメーカーになる

先ほども言ったように、
塾や予備校の授業を軸に
勉強を進めていくのも1つの手です。

予備校の授業はどんどん進んでいくので、
このペースに合わせて自分の勉強を
進めていくのが良いと思います。

塾/予備校のデメリット

勉強できた“つもり“になりがち

講師は「教えるプロ」であるがゆえに、
「わかったつもり」になることが多いです。

よく言われることですが、
「わかる」と「できる」は違います。

いざ実践してみると

あれ?これってどうやればいいんだっけ?

などと苦戦することがよくあります。

なので、
塾/予備校に通っているとはいえ、
復習は絶対です

予習が大変

僕は浪人時代に予備校を利用したのですが、
平日はほぼ予習しかできませんでした

そのため、
平日は復習する暇があまりありませんでした。

これは浪人生のみならず、現役生も同じです。

予習・授業・復習の時間を考慮して、
受ける講座を決めなければなりません。

費用が高い

サービスの質と量が良い分、費用は高くつきます

この辺はお金との相談になるので、
まずは説明会に行ってから自分の目で見て判断しましょう。

僕が通っていた駿台については、
入学説明会(高卒生)の申し込みが下のボタンでできます。

 駿台の入学相談に申し込む 

まとめ

メリットデメリット
独学場所や時間に縛られない
復習の時間を確保しやすい
無駄なく勉強が進められる
費用が安く済む
自己コントロール能力が身につく
モチベーションになるものが少ない
あいまいな理解を放置しがち
Z会場所や時間に縛られない
間違いを的確に指摘してくれる
自己採点しづらい問題もカバーできる
塾/予備校よりも安い
疑問解消に数日かかる
あくまで「問題解説」がメイン
難しめの問題が多い

予備校
授業がとにかく良質
学校では教えてくれないことも話してくれる
自習室を利用できる
勉強のペースメーカーになる
勉強できた”つもり”になりがち
予習が大変
費用が高い
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